レースとプラモデル

 大昔からレースは好きで、よくTVを観ていました。初めて生のレースをサーキットで観たのが今から約30年前のこと。 自分で出かけ、パドックに出入りするようになり、ドライバー、ライダーからサインを頂くようになりました。
1999年のGT最終戦、現役最古参の高橋国光選手の引退記念式典が行われ、その時に自分で作ったと思わしき、NSXのプラモデルに直に(!)サインをもらってる人がいました。「そうか、その手があったか!」と思い、さっそく当時のR34 GT-Rを3台まとめて作りケースに入れ、翌年の開幕戦のパドックに持ち込み3台×2名=6人のサイン集め。結構好評だったようでその時のドライバーさん達の言葉は今でも耳に残っています。
星野一義さん:すごいの出来たね。
影山正美さん:俺にくれるの?
E.Comasさん:Is it your job? Great job! 等々。
それに味をしめて、以降のプラモデルはサインをもらうことを前提に作るようになりました。


もてぎでは2輪の世界選手権MotoGPも開催されますが、そちらの模型も唯一の例外(故 加藤大治郎選手のRC211V)を除きすべてサイン入り。その過程でYAMAHAの日本人スタッフと知り合いメル友になり、彼が担当するマシンのプラモデルをプレゼント。今もイタリアのオフィスに飾ってあるとのことです。
M.Biaggi選手は当時私のお気に入りだったため、彼がデビューしてから6年分のマシンをすべて1つのケースに収めてプレゼント。交換で彼がレースで使用したグローブにサインを入れてもらい頂いてきました。
もてぎで3連勝したL.Capirossi選手とは2ショットを彼の奥様に撮ってもらったり、中野真矢選手はしばらく見入ってから「スゲッ!」と日本語で言ったら、周りの外人メカさん達も真似して「SUGE!SUGE!」の合唱が起こったり、N.Heyden選手には「It’s Cool!」と言って貰ったり、数々の思い出が。


自分の趣味で作ったプラモデルが他の人のハートをほんの少しでも潤せるのなら「こんなに嬉しいことはない byアムロ・レイ」と言う訳で、今日もせっせと模型作りに精進しています。
セッセ、セッセ、セッセ、セッセ・・・・あ、子供の宿題看るのを忘れてた。


以前書き込んだ痛車3台は昨日から宇都宮市の「せいわ模型」さんに展示されています。機会があったら見てやって下さいませ。初音ミクの2台は間違い探しレベルの違いがいくつかあり、全く同じではありません。


ところで、ロンドンパラリンピックでのA・ザナルディ選手、金メダルおめでとうございます。
F1の小林可夢偉選手、次こそは高いところへ上がりましょう。