全国ファーマシーフェア2015へ行ってきました!

7/31〜8/2の3日間、パシフィコ横浜で行われた「第1回 全国ファーマシーフェア2015」に行ってきました。

全国ファーマシーフェアは、国内初の総合的な薬局展示会で、「乳幼児から高齢者まで『あんしんライフ』を支える一般向けの分野を一堂に集結し、実際にご覧いただく業界初の総合的な展示会」との触れ込みで、楽しみにしていました。


会場入口はこんな感じ

キッズ向け調剤体験コーナーがありました。
(オジさま達しか写ってませんが (^^;;ゞ)

音声認識の薬歴ソフトの実演デモ。
定型入力は早そうですが、新規の用語の認識率はどうなんでしょうね?


スウェーデンバクテリアセラピー(プロバイオティクス)「Bio Gaia」のブース。
「疳の虫」「夜泣き」の原因の1つは「乳幼児疝痛」と考えられていて、乳酸菌を摂取させることで乳幼児仙痛を減らして、夜泣き・長泣きを減らせるという商品でした。

こちらは、ツムラのブース。
補中益気湯の構成生薬の実物が展示してありました。
ツムラのグッズで面白いものをいただいたので、後ほどご紹介したいと思います(^^)

こちらは、大塚食品さんの「マイサイズ」シリーズ。
1食100kcalに統一されているので、糖尿病治療中など、糖質やカロリーを気にする方にピッタリですね。
(サンプルをいただいてきました(^Q^))

そして、口腔内乾燥の予防・ケア「うるおいミスト」。
もともと高齢者など、唾液量が減ってくる方の口腔ケア・口臭予防などをターゲットにしていたのが、最近では、抗癌剤や抗コリン薬などの唾液減少・口腔内乾燥などへの使用が拡がっているそうです。

特別講演として、厚生労働省 医薬食品局長 神田 裕二氏のセミナー「今後の保険薬局に期待すること」を受講してきました。


ただ調剤を行うだけの薬局・薬剤師ではなく、地域のかかりつけ薬局として機能し、そこに新たな調剤報酬の価値が見いだせるような、そんな薬局・薬剤師が行政側から期待されている、ということが伝わってきました。

平成28年度調剤報酬改定は、薬局にとっても厳しい改定になることが予想されていますが、そんな状況下でも、患者さんの健康への貢献を通じて社会に役立ち、結果として、薬局・薬剤師の地位が向上できるような、そんな活動をしっかりしていきたいと思いました。

来年以降も開催を続けていただき、また参加したいな、と思う展示会でした。