9月に遅めのお盆休みがあったので、ロシアのウラジオストクに行ってきました。
ウラジオストクは成田から2時間ちょいくらいで行ける極東の街で、去年から電子ビザだけで入国か可能になっています。残念ながらチェックインカウンターで前にいた3人組の1人は名字と名前を逆に申請していたようで、1人だけ入国できないと言われていました。ご愁傷様です。そんな3人を尻目に飛行機に乗り込みます。

サンドイッチは噂通りパッサパサでしたが、時間の都合上昼ご飯を食べ損ねた身には美味しく感じました。人間の身体って便利ですね。
ウラジオストク空港に到着後、知らん3人の日本人のオッサンと相乗りタクシーで市内まで移動しましたが、誰一人自己紹介をする事もなく今まで行った国と何しにロシアへ?を話している内に各自宿泊先のホテルへと送られていきました。



翌日ホテルで朝食を済ませた後、てくてくと歩いてウラジオストク駅へ。アジア系の人は大体中国人団体か韓国人なので、日本人だとわかるとレアポケモン発見したみたいなリアクションをするロシア人が多かったです。

そして街中を更に15分ほど歩いてニコライ2世凱旋門へ。門自体は非常にご立派なのですが、如何せん看板もなければいきなり公園内にどどん!と鎮座しているので気を付けて見ないと普通にスルーしてしまいそうな位置にあります。
ちょっと疲れたので公園内のベンチで休んでいると、現地のホームレスらしきお爺さんがでかでかと韓国の国旗がプリントされたTシャツを着て目の前を横切っていき、チベットスナギツネのような顔になりました。


昼食はロシア料理を堪能したい!という事でアルセニーエフ博物館の前にあるロシア料理店へ。残念ながら店の名前は忘却の彼方へ行ってしまいましたが、階段を下りた地下にある店なのですぐわかりました。


ボルシチペリメニを注文。美味しいです。個人的にはロシア料理は結構日本人の口に合うんじゃないかなと思います。


坂を登って鷲ノ巣展望台へ。ケーブルカーがあったのはパンフレットで知っていたのですが、結局最後まで見つけられずに、己の脚力を信じて膝に優しくない坂道を歩きましたが、案の定筋肉痛に見舞われました。もし訪れる際には着圧レギンスのご用意を。



今度はバスに乗って沿海州水族館に参ります。余談ですが、ウラジオストク市内のバスは一律21ルーブル(42円)なので、金額であたふたする心配はありません。
バスに揺られて50分ほどすると、大きなカニさんが出迎えてくれました。思わず2度見する大きさです。




可愛いとか綺麗の類を取っ払ったかのような水族館でした。日本の子供だったらまず泣くでしょうが、これで笑えるんですから、ロシアのちびっこは強いですね。水族館内の後半にはちゃんとアザラシやペンギン、魚が展示されているのでご安心を。


そして夕食は怖いもの見たさで現地の北朝鮮レストランへ。大学の友人には再三止められましたが、好奇心には勝てませんした。店の入り口からしてそんな感じです。残念ながら店員さんは撮影NGでしたが、美人さん揃いでした。



冷麺とジャガイモのチヂミと、写真撮り忘れしたが牛肉とキノコの炒めを注文。味は普通でした。
割とウラジオストクは治安がいい印象だったので、もし旅行先に迷っているようであれば、是非ご参考に。