武田薬品・京都薬用植物園〜その2

ということで、植物園見学がスタートしました。
こちらが全体図。山1つがまるごと植物園になっています。

まず、こちらは山椒。真ん中あたりに緑色の実がなっています。

「採って噛じってみて下さい」という、講師の方の言葉にならって噛じってみると、ピリピリと舌や唇にシビレがっ!
サンショオールを主成分にしたサンショウの鎮痛・鎮痙作用を身をもって勉強しました。


こちらはベラドンナ

ヒヨスチアミンやアトロピンを成分として含みます。瞳孔が大きく開くことから、イタリア語で美しい女性= bella donnaが名前の由来になっているのは有名な話ですね。


こちらはトリカブト

名前の由来は、烏兜に似ているから、とも、鶏のトサカに似ているからとも言われています。
全草にアコニチンなどの毒を含んでいます。しかし、塊根を乾燥させ、苦汁につけて加熱をする加工(修治)したものは弱毒化され、生薬・ブシとして利用されます。


こちらはアマチャ。

甘茶といえば、4月8日のお釈迦様のお誕生日に、仏像にかけて祝うあの「甘茶」ですね。
生薬としては、丸剤などの甘味料、矯味剤として使われています。


ということで、第3弾に続きます。