武田薬品・京都薬用植物園〜その1

今年は、薬剤師研修センターの漢方薬・生薬認定薬剤師を取得しようと一念発起しました!

漢方薬・生薬認定薬剤師の受験資格を取得するためには、講義(座学)の他に、薬用植物園での実習が必須要件となっています。

久しぶりに母校の植物園での実習でもいいかなぁ、と思っていたのですが、せっかくどこかの植物園に見学に行かなくてはいけないのであれば、「こんな時にしか行けない植物園に行ってみよう!」ということで、京都・左京区にある武田薬品工業・京都薬用植物園での見学に行ってきました。

ちなみに「左京区」というのは、京都の北東にあって、地図で見ると京都の右に位置しています。
京の都の原点・平安京は、中国・長安にならって都造りが行われました。「天子南面」という言葉があるように、君主が南を向いていたので、君主から見て、東は「京の左側」、西は「京の右側」ということになったのですね。

閑話休題

ということで、イザ京都!
案内状によれば、最寄りの修学院駅からは「徒歩15分(坂道)」とのこと。
「坂道」という言葉にあっさり負け、駅からタクシーに乗りました。細くて曲がりくねった坂道を行くこと5分(…歩かなくてよかった…)、植物園に到着です!

2010年に新設されたという研修センター。木造建築とのこと!とても立派な建物です。

玄関口には、植物園が開園された1933年を刻んだリーフが。

エントランスには京都らしく、花瓶と香炉が置いてあります。


そして講義室も立派でしたー。

ということで、次回に続きます。