武田薬品・京都薬用植物園〜その3

さて、今回は「味見」シリーズです(^q^)

まずは、センブリから。
バラエティ番組などで、罰ゲームとして飲まされるアレですね!

残念ながら花は咲いていませんが、葉は青々と茂っています!

漢方薬として処方されることはありませんが、煮出してセンブリ茶として、苦味健胃作用が期待されます。
開花している時期の全草を使います。

乾燥させると、このようなホウキの穂の部分(細い枝)のような感じになります。

チョキチョキと器用に切っていただき、いよいよ味見タ〜イム!(^q^)


ニッガ〜〜〜〜〜〜〜イ!!(笑)

分かっていても苦いです。(笑)
でも、体にはいいんだと思います〜。(汗)


では、気を取り直して、次の味見へ……。

こちらはウコンです。お酒飲みの方の救世主ですね〜。

ウコンは、根茎を使います。こちらも、チョキチョキと器用に切っていただきました。

断面は、「鬱金(ウコン)」の名に表されているような黄金色です!!
クルクミンを多く含み、利胆、肝保護作用があります。


そして、ウコンにはもう1つ…。ガジュツ(莪朮)の原料となる紫ウコンです。

クルゼレノン、クルクメノンなどを含み、スーッとする香りがあって、芳香健胃作用があります。
断面も明るいブルーが入っています。
ウコン(左)と紫ウコン(右)を比べると、一目瞭然ですね!!

ウコンの方はややエグみがありますが、紫ウコンの方は、確かに少し爽やかな感じです。
「後味がショウガに似てるなー」と思ったら、ショウガ科の植物でした。どうりで!(笑)


ということで、第4弾に続きます〜。