ミュシャと言えば、アール・ヌーヴォーを代表するチェコの画家です。
フランスの女優、サラ・ベルナールを描いた作品は有名ですよね〜。
さて、そのミュシャが50歳で故郷に戻り、晩年の約16年間を捧げた画家渾身の作品「スラヴ叙事詩」、全20点がすべて、今日本に来ています〜!
というわけで、見に行ってきました〜!
このバナーにも書いてありますが、なんと「実物大」です。
約5m×5m という超巨大な作品群に圧倒されます。
会場に入ると、スラブ叙事詩の中でも有名な絵なこの絵からスタートします。(転載です)
「原故郷のスラヴ民族」ですね〜。スラブ地域、特に東欧(=西スラブ)では、ドイツやトルコによる被支配・迫害の歴史を描いた作品だけあって、ミュシャならではの柔らかな色彩の中に、こちらを凝視するスラブ人の鋭い眼力にハッとさせられる作品です。
さて、このミュシャ展の目玉は、なんと「撮影可」ということ!
6点が撮影OKコーナーに展示してあって、自由に撮影することができます。
こうして手前の人と比べてみると、作品の大きさが改めて分かりますね!
6月5日まで国立新美術館で開催中ですので、皆さんも是非、足を運んでみてください〜!