光線過敏症にご注意を

◎日光に当たった部分だけに発疹や皮膚炎が

光線過敏症とは日光アレルギーとも呼ばれ、紫外線が当たった部分に発赤・発疹・かゆみ・水疱などが表れる症状です。薬の副作用として表れることもあります。

◎日焼けとの違いは?

日焼けはある程度の紫外線を浴びると誰でもなりますが、光線過敏症は少しの紫外線量でも発症することが特徴です。

◎光線過敏症が心配な薬は?

特に注意が必要なのは「モーラステープ」「モーラスパップ」とその後発医薬品です。

剥がしたあとも、数週間は紫外線に当てないよう注意してください。また、他のシップ剤や食品・飲み薬でも光線過敏症が報告されています。

◎どうやって防ぐか?

可能性がある薬を使用・服用している場合には、紫外線を受けないよう日焼け止めを塗ったり、長袖の服などを着るようにしてください。
ただし、日焼け止めの成分の中には、光線過敏症を起こしやすい成分(オクトクリレン・オキシベンゾン)がありますので、注意が必要です。