耳に加味帰脾湯?

今回は、加味帰脾湯について調べて見ました。
この漢方薬は精神安定作用が主です。末梢への血流を増加させ抗ストレス作用も有すると言われています。

耳管開放症に効果があるということが書かれていました。
耳管開放症とは、 通常は閉鎖されている耳管が開放されたままの状態になり、
耳閉感や自声強聴(自分の声が大きく聞こえる)などの症状を引き起こす疾患とのこと。
前屈や仰臥位でこれらの症状が軽快消失する事があるようです。
耳管開放症はストレスが原因になっている場合が多く、男性では正常人と比較して、頭痛、手足の冷え、たちくらみなどの末梢循環の障害があり、気力や神経質などの精神面の障害があり、女性では正常人と比較して、寝付き、眠りの深さなどの睡眠障害があり、顔色やたちくらみなどの末梢循環障害があり、疲労感や神経質などの精神面の障害があるようです。
開放症状で気分が塞いだときは、気分が良くなるため、結果的には開放症が治る人もいるとのことで、その症状に使われているのではと思われます。