色について

 耳鼻科の隣で働いていて、よく聞く言葉に「黄色いハナ」とか「アオッパナ」というのがある。 私、例によって趣味での塗装が多いため色についてはチトこだわりがあるのですが、、、。主にエアブラシでの塗装なのでスプレー缶を使うよりも塗料のミストが細かくなり、マスクを装着しても全く役に立ちません。黄色を塗れば鼻の中は真っ黄色に、青(ブルー)を塗った後に鼻をかめば文字通りの「アオッパナ」となるわけで。患者様がハナの色について発言されるとそれが脳裏をよぎる私ってやっぱり変?

 で、今年は新旧のF1マシンを作っていたわけですよ。昔はよかったなあなんてことを思いながら。今のF1は同じような形になってしまい面白みに欠けると思います。昔は感性(思いつき、ともいう)でデザインされたのでいろんな形があってデザイナーの個性が表れて「いかにも」って感じで。

ライトブルーのマシンはフランス人のデザイン、白×緑はイギリス人のデザインです。
今どきのマシンは形の違いが判らん、どうせなら同じ形で違うマシンを作ってしまえ、というわけで今年最後の完成品は異母兄弟マシン、RB6とSTR5でした。

これらを塗装して4色のアオッパナと緑のハナが・・・・。
時代を行き来しつつ、来年中ごろには94年に急逝した黄色いヘルメットの人のプラモデルに手をつけることになりそうです。84年型のTG184、1/20で出ないかなぁ。

ついでにひとつ、私にしては珍しくキャラクターモデルも作ってました。

このバイク(?)プラの地色は黒、色に華がないので大昔に買ったパールレッドの缶スプレーを成仏させるため使ってみました。といっても一筋縄ではいかない。発色を良くするためにベースにシルバー、シルバーのベースに艶ありブラックという無駄にクオリティの高い塗装、さらに表面の艶出しのためにグロスクリアーで仕上げてみました(今度は透明なハナが・・・)。