七草粥とは、正月七日の朝に無病息災を祈って、春の七草(セリ、ナズナ、 ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れて炊いたお粥のことで、正月に疲れた 胃袋を整えるために食べられている日本の行事食です。この習慣は、江戸時代に広まったそうです。
それぞれ調べると・・・
セリ:免疫力を高め、風邪やインフルエンザを予防するビタミンAや疲労回復に効くビタミンB群、疲労回復を手助けするビタミンCや、また、貧血を予防する鉄分が含まれています。
ナズナ:ビタミンA、B群、C、カリウム、鉄以外にも骨を強くするカルシウムや抜け毛を予防する働きのある亜鉛なども含まれています。
ゴギョウ:キク科の植物で、詳しい栄養成分についてはまだ分かっていませんが、風邪や気管支炎の緩和や咳を止める作用があると言われています。
ハコベラ:利尿作用のあるサポニン、止血作用のあるクマリンが含まれています。
ホトケノザ:ホトケノザに含まれる成分には解熱・鎮痛作用があると言われています。
スズナ:カブの別名であるスズナはスズシロと同様、胃腸の消化を助けるアミラーゼや免疫力を高めるビタミンC、むくみを解消するカリウムも含まれています。
スズシロ:大根のことを別名スズシロとよびます。美白作用があり、肌を若々しく保つビタミンCを多く含む他、胃腸の調子を整えるアミラーゼや便秘に効く食物繊維も豊富に含まれています。
準備はできたので
明日の朝は七草粥を食べてまた1年頑張りましょう。