アレグラドライシロップの味は?

まだまだ寒い日が続いていますが、春は一歩ずつ近づいており、間もなく花粉症の季節を迎えようとしています。
先月、抗アレルギー薬アレグラのドライシロップが発売されました。

アレグラドライシロップ5%(サノフィ)

6か月以上の乳幼児に使えるドライシロップの抗ヒスタミン薬は、日本初です。
(6か月以上の乳幼児に使える他の抗ヒスタミン薬は、ザイザルシロップ(gsk)がありますね。)

メーカーさんから、製剤見本をいただきましたので、さっそく飲みやすさを確認してみました。


中は、白色の微細な顆粒です。
(ストロベリー風味であるということと、アレグラ錠がピンク色なので、ピンク系を想像していましたので、少し意外でした。)
少し舐めてみると、ストロベリーの風味が、口の中に広がります。
しばらく口の中にいれておくと、苦味がだんだん出てきますので、粉のまま飲む場合にはすぐに飲み込んで、口の中に残った顆粒もすすぐように飲んだ方がよいかもしれません。


ドライシロップのため、添付文書上は「用時懸濁」となっていますので、水に溶かしてみました。
約10mLの水に、0.3gを入れてみます。

少し混ぜてみましたが、「懸濁」というだけあって、ほとんど溶けません。

懸濁液は、ストロベリー風味ではあるものの、少し苦味が感じられました。
ドライシロップのまま飲んだ方が飲みやすいかもしれませんね。