群馬へ里帰り (追憶編)

先に書いた通り私のルーツは群馬県である。

いよいよ暦が還る日を迎えてしまい、生まれてから幼少期を過ごした街を訪れてみたくなりました。

母方は吉岡町(当時は村)、父方の高崎市で生を受けた私は幼稚園までは高崎市で過ごしました。覚えている住所、現在でも地名は残っているが跡地はさっぱり。

でも、通っていた幼稚園は名前も憶えているので探したら1988年に閉園に。

キリスト教系の幼稚園、母屋の高崎聖オーガスチン教会は国の有形文化財として残っていました。

f:id:tp5366:20210627110318j:plain

三つ子の魂百までと言いますが、お昼ご飯の時のお祈り「天にましますわれらの父よ・・・」今でも覚えてますぜ、最後は「アーメン」。クリスマスの時には結構なプレゼントを幼稚園からもらった記憶がある。そこはさすがにキリスト教でしたから。

  
余談ですが知り合いに神社の宮司がいて、「クリスマスはどうすんの?」と聞いたら

「子供が幼稚園で覚えてくるからやるんだよ、しゃーないやね」。さすが日本人。

 

 

高崎といえば「白衣観音」。国道17号からも見える小高い山の上から高崎市内を見守ってます。幼少の頃、私その下で怖くて泣いてたそうです。高さは約40m、当時のウルトラマンと同じくらい。近くから見ると、、、幼児には怖いがね。

f:id:tp5366:20210627100155j:plain


中は空洞になっていて、階段経由で上まで登れますが、マスク+年齢でとてもじゃないけどムリ。下界に出たときは生まれたての小鹿みたいに膝がガクガク震えてました。

あ~、歳はとりたくない。みんな、いたわれ。

 

 

息が切れた状態で前から訪れたかった場所へ。

f:id:tp5366:20210627102228j:plain


山田かまちという人物をご存知でしょうか? 早逝してしまった天才。短い生涯の間に描き上げた絵画は世に出ることがなく、それを惜しんだ学校の恩師が後に展覧会を開き、徐々にその存在が拡散。現在に至っています。
かまち本人は中学浪人したので、私が高校まで高崎で過ごしていたら、どこかで邂逅があったかも。ちなみに彼の同級生に元BOØWY氷室京介がいます。